グレリン

Abnormal ghrelin early in life programs the brain for obesity

アメリカのPWS支援財団のwebにグレリンの最新の研究成果が掲載されていました。 どうやら幼少期のグレリン血中濃度の異常高値はやはりPWSの食欲のコントロールや病的肥満の鍵のようですね。 Abnormal ghrelin early in life programs the brain for ob…

Hope for appetite disorder sufferers

海外のprader-willi症候群の過食症の治験の情報。副作用なしで初めてPWSで成功したようですね。 Hope for appetite disorder sufferers http://www.smh.com.au/lifestyle/wellbeing/hope-for-appetite-disorder-sufferers-20110626-1glub.html Effects of a …

がんを生きる:負担少ない治療/下 術後の体重減を抑制◇胃切除の患者に、食欲促進ホルモン投与 阪大病院で臨床試験

prader-willi症候群の場合、健常者よりもグレリンの血中濃度が数倍高く、現在判明しているもののなかで、末梢投与で食欲促進するのはグレリンだけと聞いていますので、PWSの過食症との関連も何とか判明してくれればと期待しています。アーチャンが血液検…

Long-acting Octreotide treatment causes a sustained decrease in ghrelin concentrations but does not affect weight, behaviour and appetite in subjects with Prader Willi syndrome.

prader-willi症候群の過食症の原因ではないかとされるグレリンを抑制すると、過食症が治るのではと期待されていますが、海外での治験は過去の短期のものも、今回の報告の長期のものも良い結果はでなかったようですね。でも、概要の最後のところに、今後の研…

FPWR Reaches $1 Million Mark in Funding PWS Research

アメリカのprader-willi症候群の患者家族会の研究支援額が今年度の支援で100万ドルを超えたとの事。100万ドルといっても1件あたりの額は5万ドル程度ですから、多くの研究者さんに支援の輪を広げているという訳ですね。今年の支援対象の研究内容が紹…

Hyperghrelinemia precedes obesity in Prader-Willi syndrome

prader-willi症候群とグレリンとの関係についての研究がPUBMEDに新しく掲載されています。出生後から血中グレリン濃度は高いようですね。アーチャンもグレリン発見者の児島先生の御研究に血液検体として参加して、肥満や過食が生じる前からグレリン高値であ…

脳酵素を阻害することで空腹感を抑制する実験に成功

prader-willi症候群は、グレリンの血中濃度が異常に高く、過食症の原因の一つではないかと言われているので、研究が進み、恩恵がある事を願います。 この研究を行ったのは米デューク大学医学部のトニー・ミーンズ(Tony Means)研究員を中心とする研究グルー…

SnoRNA Snord116 (Pwcr1/MBII-85) Deletion Causes Growth Deficiency and Hyperphagia in Mice

prader willi症候群と、snoRNAについての新しい発見がPUBMEDに載っていました。アメリカの研究支援財団のFPWRホームページで紹介されていました。 SnoRNA Snord116 (Pwcr1/MBII-85) Deletion Causes Growth Deficiency and Hyperphagia in Mice http:…

What's new with ghrelin??

アメリカのPWS支援財団のFPWRのホームページに、グレリンに関しての新しい情報の解説が出ています。過食症との関係以外に様々な症状と関連があることを示唆されていて、新たな治験に結びつくかもしれません。(LH:黄体形成ホルモンの分泌とグレリ…

海外の研究支援

PWSの海外の患者家族団体のFPWRでは、積極的に研究支援を実施されています。 アメリカのPWS支援財団のFPWRの研究支援の一覧より引用 http://www.fpwr.org/research/grants/summary 2007年度の研究支援を見ると、7件ありました。 それぞれ…

がんばりすぎかも

小学校の連絡帳を読むと、すごくがんばっている様子を先生方がその日の記録として毎日、書いていてくださる。ありがとうございます、感謝です。それを読むのも毎日の家族のたのしみになっているけれど、最近、下校後、家ではその反動のように、いろいろ興奮…

韓国での研究

PWSとグレリンの関係について、新しい研究内容がPUBMEDに公表されています。この韓国のグループの研究は継続的に拝読していますが、とても地道なベーシックな感じで調べて居られるようで、このグループが治療法等開発されるのでは?と期待したりしていま…

海外の治験

以前見つけた、PWSの過食症の治療法開発の為のグレリンを抑制する海外での治験の事を思い出して、検索してみたら、ちょうど2月で治験が終ったようですね。結果についての記述はありませんが、いずれ発表されるでしょうから、期待したいですね。仮に主原因で…

prader-willi症候群の摂食亢進におけるグレリンの役割

国立情報学研究所の科学研究費補助金研究成果概要データベースに、児島先生(研究代表)の研究成果の2004年度までの研究成果が公表されています。児島先生、国立情報学研究所の許諾を頂きましたので、リンクさせていただきます。 リンクは簡略表示のページで…

ワクチンで肥満防止、日米チームが動物実験に成功

prader-willi症候群の過食や肥満の原因ではないかとされるグレリンを抑えるワクチンの開発のニュースですね。一年半後には人間での治験も始められる予定のようです。 恩恵がありますように、期待したいですね。日本側は大阪市立大学ですね。よろしく御願いし…

グレリンと記憶

食後、何となくTV見ていたら、「世界一受けたい授業」の中で、久恒辰博先生のお話の、記憶力アップのところで、空腹時に出るグレリンが記憶を司る海馬の細胞に働きかける、プチダイエットの効用の説明がありました。PWSの場合、グレリン濃度が健常者の…

「小児健康フォーラム講演会」

今日は名古屋の総合上飯田第一病院主催の「小児健康フォーラム講演会」に参加してきました。この講演会の情報はprader-willi症候群の親の会の竹の子の会のHPに情報公開されていて、知りました。情報公開に感謝致します。 第一部は『グレリンと食欲調節につ…

 食欲抑制のホルモン発見 空腹ホルモンと遺伝子共通  

prader-willi症候群では食欲促進物質のグレリンが健常者の数倍高く、(娘も血液濃度は数倍高かった)過食症との関連性あるのではと言われていますが、現在のところ、まだ原因究明という段階ではないようですね。グレリンに関して、継続して探求していけば、…

prader-willi症候群の胃のグレリン細胞は増えている

PUBMEDで「prader willi ghrelin」で検索してみたら、新しい情報が載っていた。海外の研究でprader-willi症候群の胃のグレリン細胞が2〜3倍に増えている事が判ったそうだ。グレリン血中濃度が数倍高いこととも関連説明できますね。肥満や過食との関連も順次…

 グレリンの新しい作用の発見

三連休も、僕は仕事で缶詰状態。一日は休もうと思う。仕事の合間にネット検索すると、グレリンに関する新しい作用の発見が、いろいろと発表されている。その中で特に興味深いのは、グレリンが不安発現に関係するらしい事と、記憶の増強に関係するらしい事で…

脳とホルモン

僕のblogにPWSとグレリンの関係についてのテキスト投稿いただいた、グレリン御研究の児島先生も執筆されています。http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/10000101 専門家向きの図書のようですが、拝読したいと思います。 脳とホルモン―情報を伝えるネット…

 過食症と肥満治療の治験のニュース

昨日の治験情報とは別に、グレリンを直接抑制する薬品による治験も進んでいるようです。こちらはprader-willi症候群を対象とした治験では無いようですが、良い結果がでて、prader-willi症候群にも恩恵があることを願います。 http://www.cytos.com/doc/Cytos…

 過食症と肥満治療の治験のニュース

prader-willi症候群の過食症と肥満治療の治験のニュースがネットに出ていました。 http://www.clinicaltrials.gov/ct/gui/show/NCT00175305 去年の夏頃に最初のドナー募集されていますから、ある程度効果があったということなのでしょうか? http://www.publ…

 グレリンの阻害剤開発のニュース

海外の研究所で、グレリンの新しい阻害剤の開発に成功したようです。 グレリンはprader-willi症候群の過食症の原因ではないかと言われていて、アーチャンもグレリンの発見者である久留米大学の児島先生の御研究http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/10000101…

 海外での治験

海外では、prader-willi症候群の過食症の原因ではないかとされる、グレリンの分泌を押える治療法のドナー募集されていますね。このような治験を計画された専門家の方々と、参加されるドナーのみなさんに心から感謝致します。 日付を見ると去年の夏頃の募集で…

 グレリン御研究の児島先生のコメント

以前、児島先生からいただいたPWSの過食とグレリンの関係についてのコメントを知人が英訳しました。児島先生にも添削していただき、転載許諾いただきましたので、転載いたします。海外のPWSさんにとっても希望を感じるテーマですから、広く読んでいただきた…

 児島先生への質疑&回答

ネット上の医療情報に過食症に関する報告が二つ出ていたので、グレリン(ghrelin)御研究の児島先生にお聞きしました。それと合わせて、グレリン研究による過食症治療についても少し。1つは、PWSの過食症はオキシトシンとグレリンの両方の作用によるとす…

児島先生からのメッセージ

PWSAのドナー募集の件お聞きしてみました。御返事メールいただきました。転載OKとのことですので、記載させていただきます。 いつもありがとうございます。デューク大学のAndrea Haqq先生は知らない先生です。このような募集を大々的にできるのはアメ…

 クマチャンから採血

少し前の写真だけど載せる。 今年の夏頃の(だから薄着)、グレリン(Ghrelin)研究参加で採血検体した時に、アーチャンは真似てクマチャンから同じように採血する。少し見えにくいが腕にゴムバンドして血を止めている。これも真似てやろうとした。うまく巻け…

PWSA(アメリカのPWS協会)でグレリン(Ghrelin)ドナーの公募

PWSAのHP覗いていたら10月24日付けの情報でグレリンドナーの公募情報がありました。(このblog見られたお父さんからもメールいただいていましたが、この情報と気づきませんでした。情報ありがとう) デューク大学のAndrea Haqq先生です。研究が各…