ワクチンで肥満防止、日米チームが動物実験に成功

prader-willi症候群の過食や肥満の原因ではないかとされるグレリンを抑えるワクチンの開発のニュースですね。一年半後には人間での治験も始められる予定のようです。
恩恵がありますように、期待したいですね。日本側は大阪市立大学ですね。よろしく御願いします。

(2006年8月1日12時28分 読売新聞)
一部引用
通常のワクチンは病原体を標的とする免疫物質を体内に生成させるが、新ワクチンで標的となるのは、エネルギー消費を抑える体内のホルモン「グレリン」。同研究所のキム・ジャンダ教授は「さらに実験を重ね、1年半後に人間を対象とした臨床試験へ入りたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060801i504.htm

Scripps Research Instituteのニュース
Scripps Research Scientists Successfully Test New Anti-Obesity Vaccine
http://www.scripps.edu/news/press/073106.html

グレリンは何度もこのblogで紹介していますが、日本人研究者の寒川先生、児島先生の発見によるものです。児島先生からのコメントもいただいていますので、参照ください。http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/10000101  一番上のカテゴリーのところクリックされると、いくつか情報が出ます。)