特別展「大阪アンダーグラウンドRETURNS -掘ってわかった大地のひみつ-」

特別展「大阪アンダーグラウンドRETURNS -掘ってわかった大地のひみつ-」

2022年12月18日
恒例のブロガー招待に今回も当選したので、家族と自然史博物館へ行きました。


特別展「大阪アンダーグラウンドRETURNS -掘ってわかった大地のひみつ-」
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2022underground/index.html

2021年6月 に開催された「大阪アンダーグラウンド-掘ってわかった大地のひみつ-」展はコロナ禍の緊急事態宣言で8日間のみの開催であったようで、今回はその展示をより多くの方に見ていただくために再構成されたとの事。
幸運にもその時にもブロガー招待に当選してレビューを書いていました。


特別展「大阪アンダーグラウンド-掘ってわかった大地のひみつ-」
https://prader-willi.hatenablog.com/entry/2021/07/11/225226

再構成ということで、基本的な展示内容は大きくは変わらない印象でしたが、地下で生じている事象の、やはり近い将来起きるとされる南海トラフ地震やこれはいつ起きるか不明ながら上町断層の展示物に、想像を絶する地球のエネルギーを改めて感じました。

前回展から新たに気付いた展示内容


プレート沈み込みの動く模型
娘のアーチャンがスイッチを押して動かしています。
解説の隣の湾曲した地層の写真がバネのように見えてきます。



我家の近所の地盤の図
上町断層の部分でMa層がほぼ縦並びになっている。



350万年間の地層の変遷の分かるグラフ
こうしてみると沖積層の2万年も短期間の出来事のようですね。
その下のいわゆる洪積層が、段丘層という表現になっていて、前回展でも見ていた筈ですが、気が付きました。地盤の研究の世界では洪積層という表現は無いのでしょうか?



これは新しい発見
ギンリョウソウの新種
植物好きなカーチャンが特にこのギンリョウソウに興味あるらしく、以前に南港野鳥園で見たギンリョウソウのことなど話題が広がりました。