特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」

大阪市立自然史博物館さんのブロガー招待に、今回も当選したので、家族で伺いました。

自然史博物館 特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」
http://spain-dino.jp/

何故、奇跡とタイトルが付いているのか、解説読まないで行ったので分らなかったのですが、スペインの二つの化石発掘地の「ラス・オヤス」と「ロ・ウエコ」の地層等の影響で、奇跡的な保存状態で化石が発掘されたかららしく、恐竜の肉球の形状が残っていたり、肉食恐竜の食べた他の恐竜の骨がお腹に残っていたり、またレプリカではなく、実物の化石も多く見応えがありました。
今回も家族それぞれ自分の興味のある対象のところで集中して見ました。

娘のアーチャンは、毎回直接触る事の出来る展示が楽しみの様子。恐竜の骨らしい。ザラザラの部分とツルツルの部分の違いを私に教えてくれて何度も繰り返し撫でていました。

カーチャンが興味持ったのは恐竜が現代の鳥に進化していく様を連続して見せてくれる展示でした。空を飛ぶ事への願望が形になって変化していく様は美しいですね。

ダチョウ型の恐竜、ペレカニミムス・ポリオドン
羽根が無かったと想像されていた時の復元模型

羽根があったことが発見されてからの復元模型。この対比も面白いです。

シノサウロプテリクスの化石と復元模型

カウティプテリウスの化石と復元模型

ミクロラプトルの化石と復元模型。もうほとんどカラスのよう。

アーケオプテリクスの化石と復元模型

孔子鳥の化石と復元模型

私は様々な生物の化石自体も保存状態が綺麗で良かったのですが、化石の周囲の石の形状というのか切り取られ方もセンス感じていました。単に整理しやすく四角に切り取らないでナチュラルな形状のまま残してあるものが特に美しい。
アーチャンもいろいろな形状の魚たちの化石が気に入った様子でした。



今回特に良かったと感じたのが、魚の泳いだ痕跡の化石。何でこんな弱い痕跡が残っていたのか不思議だし、印象も現代アートの作品のよう。

コンカベナトールの化石。皆さん食入りるように見つめていました。

反対側から見たところ。お腹の中に食べた獲物の骨が残っています。

今回もブロガー招待いただき感謝です。
過去の参加記録もリンクしておきます。

特別展「ネコと見つける都市の自然-家の中から公園さんぽ-」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140720/shizenshi
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス 〜知られざる大陸ララミディアでの攻防〜」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140322/ikimono
特別展「いきもの いっぱい 大阪湾 〜フナムシからクジラまで〜」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20130721
特別展「発掘!モンゴル恐竜化石展」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20121123/event
特別展「のぞいてみよう ハチの世界」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20120728/event
特別展「新説・恐竜の成長」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20120311/Museum
特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110910/Museum
特別展「来て!見て!感激!大化石展」:http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110703/event
大化石展ぐるぐる消しゴム アンモナイト
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110813/workshop
「お披露目!博物館に届いた新しい標本」展
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110429/event