特別展「たまごとたね-いのちのはじまりと不思議-」

大阪市立自然史博物館さんのブロガー招待に、今回も当選したので、家族で伺いました。

特別展「たまごとたね-いのちのはじまりと不思議-」
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2015tamagototane/#top

たまたま前日18日に大阪南港野鳥園さんの「ハクセンシオマネキ観察会」に娘と一緒に参加して、干潟でカニ類を捕まえたり、娘が特に好きな渡り鳥のコチドリを望遠鏡で見せてもらったりしていたので、その生態をより深く理解することが出来ました。

支援学校の高等部1年生になった娘のアーチャンは、クイズやアンケートが大好きで、今日も受付で「たまごVSたね」のカード貰って、分らないところは聞いてきましたが、楽しみながら書き込んでいました。

大好きなコチドリの巣とタマゴに大喜びでした。親の標本が無くてちょっと残念。こんな砂利だけで巣を作るんですね。タマゴが小さくてかわいい姿。

アーチャンは観るだけでなく、やはり触る展示がよく伝わるようです。タマゴをころころ。

綿毛でたねが飛ぶ展示もスイッチ押すのが楽しい様子で何度も繰り返し観察しています。

人の食料として大事なたまごやたねの再認識も。イクラが好きなので、興味持った様子。

食というテーマでの展示なので実際の標本と同時に、きれいなカラーでのレプリカが置かれています。標本の質感や色からは美味しさは伝わり難いですし、レプリカで良いですね。

カーチャンは、鳥の卵の色や種の色の美しさに興味惹かれたようです。
カンムリシギダチョウの卵のこのつやつやした感触はとても美しい。

サギ類の卵もとても美しい色でした。

それからこちらは種ですが、タビビトノキの種のブルーの鮮やかさ。
色彩の鮮やかさに命のパワーを感じますね。

私は家族が興味を持ったものも同様に素晴らしいと感じましたが、たねやたまごという命の原型、最初の一つの細胞のシンプルなパワーと、同時にその後に続く孵化や生まれた子供の姿に興味惹かれました。
展示の為の標本ですから、孵化直後や子どもの状態で命を終えた姿ですし、とてもグロテスクとも言える姿ですが、そこにでも人間の想像を超える命の途上の形があり、生き延びようとする姿に感動しました。
フトツノザメの胎仔

口の中で孵化した子どもを育てるイシモチ

孵化直前のニホンウナギの人工授精卵

今回もブロガー招待いただき感謝です。
過去の参加記録もリンクしておきます。

特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20150322/shizenshi
特別展「ネコと見つける都市の自然-家の中から公園さんぽ-」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140720/shizenshi
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス 〜知られざる大陸ララミディアでの攻防〜」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20140322/ikimono
特別展「いきもの いっぱい 大阪湾 〜フナムシからクジラまで〜」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20130721
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http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20121123/event
特別展「のぞいてみよう ハチの世界」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20120728/event
特別展「新説・恐竜の成長」
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20120311/Museum
特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110910/Museum
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大化石展ぐるぐる消しゴム アンモナイト
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110813/workshop
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http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110429/event