グレリンの阻害剤開発のニュース

海外の研究所で、グレリンの新しい阻害剤の開発に成功したようです。
グレリンはprader-willi症候群の過食症の原因ではないかと言われていて、アーチャンもグレリンの発見者である久留米大学の児島先生の御研究http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/10000101に血液検体として、参加しています(何故PWSはグレリン血中濃度が異常に高いのか原因究明は難しいそうです)
今回のグレリン阻害剤の発見が治療法開発に向けて、治験等が行われ、副作用が無くて、過食症がコントロール可能となり、日々の生活におけるQOLが改善して、明るい展望となれば良いなと切に願いますね。
可能であるならば、日本の研究者によって発見されたグレリンであるし、治験等も日本の医療技術によって、実行に移していただきたいと希望します。アーチャンはまだ過食症という状態ではありませんので、治験等に今現在参加できるか分かりませんが、娘の為にも、そして現在の、また未来のPWSの仲間達の為にも、血液検体の時と同様に最大限協力していきたいと考えます。

Anti-ghrelin SPIEGELMER NOX-B11 inhibits neurostimulatory and orexigenic effects of peripheral ghrelin in rats.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15994217&query_hl=2
PUBMEDより

First-in-class candidate: Ghrelin antagonist NOX-B11
http://www.noxxon.net/noxxon/index.jsp?key=allgemein_2849
noxxonのHP

http://www.noxxon.net/noxxon/downloads/products/Ghrelin-Antagonist-NOX-B11.pdf
NOX-B11の解説