prader-willi症候群の摂食亢進におけるグレリンの役割
国立情報学研究所の科学研究費補助金研究成果概要データベースに、児島先生(研究代表)の研究成果の2004年度までの研究成果が公表されています。児島先生、国立情報学研究所の許諾を頂きましたので、リンクさせていただきます。
リンクは簡略表示のページですので、そこから、タイトルをクリックして、詳細ページを表示して、実績報告のところ開くと研究内容が読めます。
prader-willi症候群の摂食亢進におけるグレリンの役割
久留米大学 児島将康先生
http://seika.nii.ac.jp/search_pjno.html?PJNO=16659283
(国立情報学研究所の科学研究費補助金研究成果概要データベース)
児島先生のお話では、グレリンが過食の原因であるか否か、まだ結論は出ていないそうです。何故PWSにおいて、グレリンが健常者の数倍多いのか等、未解明なところがあり、継続して研究していただけるとの事、よろしく御願いします。
研究費の欄を見ますと、年間予算は100万円程度ですね。現在、日本国内でPWSの過食症の根本的な研究は、おそらく児島先生の御研究だけでしょうし、患者家族として、現状は娘が血液検体として参加しているのみであり、何らかの資金援助が行えないものかと、思うところです。
親の会、協会等の帰属を超えて、取り組むべき課題と思います。
既存の組織では対応困難であれば、新しい組織作りを考えるべきかもしれません。
グレリンだけでなく、PWSの原因遺伝子ではないかと言われている、necdin遺伝子を発見された大阪大学の吉川先生も、日々、御研究と関連して、PWSについて言及してくださっていますが、私達患者家族や諸団体からの、関係作りや資金援助的なものは現在も無い状況であり、海外での、それら発見への資金援助の状況を見て、何故、日本では出来ないのか?と不思議です。これから生まれてくる新しいPWS児の為にも、協働すべきと思います。