Abnormal ghrelin early in life programs the brain for obesity

アメリカのPWS支援財団のwebにグレリンの最新の研究成果が掲載されていました。
どうやら幼少期のグレリン血中濃度の異常高値はやはりPWSの食欲のコントロールや病的肥満の鍵のようですね。

Abnormal ghrelin early in life programs the brain for obesity
http://www.fpwr.org/abnormal-ghrelin-early-in-life-programs-the-brain-for-obesity/

グレリン北千里にある国立循環器病センターに居られた寒川&児島先生の発見によるもの。
ちょうどアーチャンが生まれた年の発見だし、縁も感じます。
そのうち児島先生に直接お願いのメール送り、基礎的な研究してくださったのは、もう12年も前。海外でグレリン抑制しても食欲変らなかったとの短絡的な結果に呼応して、その後の臨床研究継続してくださらなかった日本の臨床の先生方や研究自体に賛同してくださらなかった当時の患者家族会に対しては、残念と言う他無い。
継続して研究された海外の報告はまだ途上であるが、おそらくグレリンがこの子たちの諸症状の鍵を握っているのは間違いないだろう。幼少期の処置が無ければ、もう我が子には間に合わないのかもしれないが、これから生まれてくる子供たちの為にも、研究が進む事を祈ります。