海外の治験

以前見つけた、PWSの過食症の治療法開発の為のグレリンを抑制する海外での治験の事を思い出して、検索してみたら、ちょうど2月で治験が終ったようですね。結果についての記述はありませんが、いずれ発表されるでしょうから、期待したいですね。仮に主原因では無いとしても、何故グレリンがPWSで健常者の数倍血中濃度が高いのか、その原因が判明するだけでも、大きな進歩ですし。
何度も繰り返し僕は書いていますが、グレリンは日本人研究者の寒川、児島先生の発見ですし、このような治験をどうして日本の臨床では行えないのか理解出来ないですね。
僕は少し前に患者家族団体、協会については退会しました。退会前に患者家族会でのシンポジウムの案内をいただいた際に、既にプログラムは決まっていましたが、僕は基礎医療の専門家との協働を願って、PWSの過食症の原因ではないかとの説のあるグレリンと脳ニューロンの変異の原因ではないかと言われているnecdin遺伝子は、それぞれ日本人研究者さんの発見によるものですから、シンポジウムに招待していただいて、直接お話が聞ける機会を設けて欲しいと願いました。でも、御返事は無く、シンポジウムのプログラムも当初通りでした。とても残念ですが、今後再考して取り組んでいただきたいですね。

Investigation of the Developmental, Nutritional and Hormonal Regulation of Ghrelin in Children With Prader-Willi Syndrome
http://clinicaltrials.gov/show/NCT00399893

社会の理解求め公開シンポ
プラダー・ウィリー症候群
肥満、行動異常が課題
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0314paraderwilli.html
共同通信社のメディカルニュースのHPより