「潰瘍性大腸炎を克服する」by安倍晋三対談

潰瘍性大腸炎を克服する」by安倍晋三対談
https://www.jsge.or.jp/citizens/hiroba/pdf/hiroba01.pdf

消化器学会の冊子「消化器のひろば 12秋号」

対談を何となく読んでいたが、安倍氏の首相在任期間(2006年9月26日〜 2007年9月26)とその間に繰り広げられた特定疾患対策懇談会での様々なやりとりとが重なって見えてきた。
我が娘、アーチャンのprader-willi症候群の患者家族が特定疾患の研究対象認定求めて請願し、専門委員より「それほど深刻な病気ではないのじゃないかな」と却下は2007年3月12日

平成18年度第4回特定疾患対策懇談会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/txt/s0312-5.txt
厚生労働省への質疑等をまとめた当ブログの記録
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20070619/memo

PWSの特定疾患研究対象認定請願が却下されたのは安倍氏の短い首相在任中の懇談会であった。対談読むと、氏は辞任まで潰瘍性大腸炎の事は公表されなかったようだ。個人的には、公表し特定疾患認定の恩恵をPRし、無数の難病の救済を施策として訴えるべきだったのではと思う。
ちなみに潰瘍性大腸炎の軽症患者を特定疾患対象外に検討の懇談会は安倍氏首相就任1ヶ月前の2006年8月9日開催。患者家族団体の反対等で撤回は同年12月15日(勿論これは正しい判断) その後特定疾患の恩恵受けてる安倍氏は首相として認定枠拡大にどう尽力されたのか?
潰瘍性大腸炎を新薬により寛解され次期首相に返り咲く可能性あるところまで回復された安倍氏が取るべき施策は、ご自身が恩恵を受けられた、特定疾患の認定を請願する全ての難病患者の声を聴き、認定&治療法開発研究を推進する事だと思う。以上。