飼い主に見つめ合いで増加 愛犬ときずな強めるホルモン
アーチャンずっとワンワンを飼いたいと言っているし、prader-willi症候群の子供達は動物好きみたいなので、この研究はとても参考になりますね。PWSの場合、視床下部のオキシトシンニューロンに変異があるらしいので、家族やお友達との交流はもちろんのこと、コミュニケーションスキルの弱い子供達にとって動物たちとの触れ合いで心が安定するのは素晴らしい。視覚認知とこころの安定のところ、意識の起源であったり、EMDR的作用など興味が尽きないですね。
PWSの原因遺伝子の一つとされるnecdin遺伝子とオキシトシンとの関連研究http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080625/oxytocinも進められているようですから、研究の進展に期待したいです。
愛犬に見つめられると、相手への信頼感やきずなを強める働きのあるホルモン「オキシトシン」が飼い主の体内で増加することを、麻布大と自治医大の研究グループが確認した。オキシトシンは、哺乳(ほにゅう)類の母子関係や夫婦のきずな形成に関係しているとされるが、異種間での作用が確かめられたのは初めて。
「見つめる」という行為が、オキシトシン増加を招くことについて永沢美保・麻布大助教(比較認知科学)は「『目は口ほどに物を言う』といわれるが、人間と犬の間でも、視線が重要なのだろう」と話している。
fujisannkei business iより引用
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200901280090a.nwcDog's gaze at its owner increases owner's urinary oxytocin during social interaction.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19124024?ordinalpos=1&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_DefaultReportPanel.Pubmed_RVDocSum