こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。
担当のITさんとIDさんと、2名の方で見ていただきました。

今日の課題
1、いつ?どこ?クイズ
2、ひらがな穴埋め
3、かんじの 読み書き
4、時間があればパソコン課題ひらがな打ち(これは未実行)

療育の後、担当のITさんから今日の課題のねらいなどをお話いただいた。
前回のレーヴン色彩マトリックス検査の結果もお聞きしました。
36問中、15問正解で、小学二年生の平均値の30問正解の半分程度。統計の分布では100人中下から5番以下の実力らしい。ただし、いろいろなテストで判明してきたアーチャンの認知特性から、全体像の理解に較べて、細部の判別の能力が低い可能性があるようで、前回のレーヴン色彩マトリックス検査の課題でも、設問の柄の模様が細かくなると点数も悪くなっているので、そのような特性から、この検査とのアーチャンの相性が悪い可能性もあり、検査結果がアーチャンの能力の全てを表す訳ではないとのお話でした。

それで、今日の課題の「2、ひらがな穴埋め」では、例題のイラストとそれを示す言葉の一文字だけを示して、どの程度回答できるかチェックしていただいたのですが、これは比較的良く回答できたので、こういった取り組みによってアーチャンの認知の引き出しを増やせるように、してあげればよいなとのお話。今日のテストでも、「くつした」の設問の少し後で出てきた「くつ」をまったく別のものとして理解して、言葉も「くつ」のところで共通しているのに、回答に戸惑ったりしていたので、言葉を部分に分解して共通しているところ、認識する能力が弱いのかもしれません。
文字を聞き取って書く課題は途中で疲れてしまい、グダグダになってしまうので、なかなか厳しい状態だなと改めて感じました。
次回からは、療育の際、僕達も離れて見守る形に。アーチャンは、少し違う雰囲気になるかもしれません。次回もよろしく御願いいたします。