こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。
担当のITさんとIDさんと、2名の方で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題
2、ひらがな再生課題
3、おおきいのはどっち(概算課題)
4、うんぴつ

今日も療育はアーチャン一人で受けて、僕たち夫婦はスクリーンの奥で待機。

2、ひらがな再生課題は、前回までは前方ヒント課題と後方ヒント課題と同じ日にしていましたが、そうすると、最初の前方ヒント課題である程度学習した効果によって、後方ヒント課題に影響が考えられる為、今日は前方ヒント課題のみ行ったとの事。次回後方ヒント課題をして、反応時間の差からどちらが効果的か再度確認いただく。
3、おおきいのはどっち(概算課題)は、パソコンモニター上に表示される二つの数字のうち、どちらが大きい数かを答える課題。1とその他の数の場合は全て正答していますが、それ以外の大きい数同士の場合は、左側の数字を大きいと答える場合が多くあり、数を量として表象することが難しいのではないかと推測されていました。ただ、療育終了後、ITさんから説明を受けている間に、IDさんがアーチャンと遊びながら、小さいホワイトボード使って、同じような課題をしていると、指差し回答だと、1桁の数の場合、15問すべて正答して、二桁の数の場合、4問中2門正答と、ある程度桁の小さい数については表象できている感じが見られ、これはパソコン課題の場合、テンキー操作で回答するので、その操作方法をうまく理解出来ていなかったのか、設問がその時にはまだ充分理解できていなかったのか、どちらなのかよく分からないことになってしまいました。それで、次回はパソコンモニターを指差し回答する等の工夫をしていただいて、再度確認していただくことに。
また夏休み期間中に、WISC-3(ウィスク)という知能検査を実施するとのことで、全般性IQの他、動作性と言語性のIQを見ることが出来るとのことですので、現在のアーチャンの発達レベルがどの程度なのか細かく知っておく機会になりそうです。

療育園でのジグソーパズルの課題での、回転させて図を完成させた事http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080623/ryouikuについて、ITさんにお聞きしてみたのですが、それが頭の中で図を回転させて認識しているのか、どうかまでは判然としないとの事でした。以前のフロスティグ視知覚検査でも、描かれた図のページ自体を回転させて見る癖があったとのことですので、この辺りも、今後判明してくるのかもしれません。
また来週よろしく御願い致します。