こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日もいつもの担当のITさんとIDさんお二人で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、ことばのクイズ 
3、かたちのクイズ
4、どうするゆうきくん

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

3の、かたちのクイズの課題は、昨年の3月8日にしていただいた、レーヴン色彩マトリックス検査を行いました。昨年は36問中15点正解でしたが、今回はやや集中力が無かった感じで12点と下がっていました。ただ、ITさんのお話では3点程度の差は偶然の要素でつく場合もあるので、大差は無いようです。前回同様に、全体から部分を推測するところが難しい様子。例えば楕円を4画面に分割して、うち一画面を抜いて、そこに当てはまる図形を、6個のサンプルから選ぶ課題では、一応形の類推はできているようで、まったく異なる図は選んでいませんでしたが、選んだ図は正解の図を90度回転させたものでした。また連続図形の一部が欠けたパターンの設問でも、90度回転した連続図形を選んだり、色彩のパターンも反転していたりと、認知的に色や形が反転しやすいのかもしれません。大きさの認知もうまくいっていませんでした。
それに対して、2のことばのクイズの課題は、去年の5月31日に実施した、絵画語彙発達検査をしていただき、前回に比べてかなり良くなっていました。
去年が22点で、実年齢8歳7ヶ月で、語彙年齢が5歳3ヵ月であったのが、今回は27点で、実年齢9歳7ヶ月で、語彙年齢が5歳11ヶ月でした。8ヶ月程度の成長をしていることになります。最近とても良く喋るようになっていますし、言葉の獲得がその他の面にも良い作用をしていく事を期待したいですね。
それと、前回の療育の際に、少しお話いただいた、ブーバ・キキ効果についても少し検査していただきました。これは定型発達の人と同じようなパターンの回答をしましたので、擬音や擬態語の習得もうまくいくのではとのお話でした。
視覚認知の面は昨年に較べてあまり成長が見られなく、言語面でよく成長している様子なので、その点は少し留意して見ておきたいと思います。

IDさんとの交換日記。うつぼ公園でのバラ祭堺のイベントで作った蜻蛉玉のこと書いていました。アーチャン蜻蛉玉見せようと、ネックレスしていきました。
他にITさん、IDさんに小さな絵手紙も書いて渡していました(画像は無しです)