「PWS支援者ネットワーク」の講演会

お昼から「PWS支援者ネットワーク」の講演会に参加。
第一部は養護学校の先生からPWSへの、行動療法の有効性についてのお話。
第二部は福祉法人の担当者さんから成人のPWSさんのケースの報告。

非常に有意義な講演会でした。特に、どちらの講師の方もコミュニケーションの重要性についてお話されていて、PWSはセルフコントロールや、ものごとの背景を理解する能力が低い為に、周囲と問題起しやすいところがあるが、それぞれ何らかの原因はある為、対応として、周囲がよく本人を見て、その原因を捉える為にも、本人の立場に自分を置き換えて想像する事、そしてコミュニケーションの方法を個別に工夫することの大切さが、よく理解できました。娘にとっての、近い将来のことですし、まだ行動の問題等で悩む状態ではありませんが、普段からいかにコミュニケーションをうまく取っていくか、意識していきたいと、改めて思いました。それは本人と私達親だけでなく、周囲の方々に共通の理解をしていただく為の、丹念なコミュニケーションの積み重ねにもつながるお話と理解しました。

講演記録のボランティア申し出て、近いうちにプライバシーに配慮した形で、何らかの情報の公開していただけるように、御願いしてきました。専門家の方々で、こうして情報を共有され、PWSの生活支援について考えていてくださる事は、患者家族にとって、これ以上の心の支えはありません。感謝致します。
これからもよろしく御願いします。