教育相談

朝から、教育大付属支援学校へ、アーチャンも一緒に行きました。
ここは、アーチャンのお友達が通っていて、お友達情報からパラダイスのように思っているらしく、アーチャンの第一希望になっている。しかし、規模が小さく中等部の定員は3名で、男女比考えると、最悪1名かもしれないし、希望者も多いので、よほどの幸運が無いと入れない感じ。
既に僕の中では、落ちた時いかにフォローすれば良いのかにポイントは移りつつあるけれど、でも一応いろいろ体制は確認しておかないと、いけないし、入れないとしても、質疑することで、今後のアーチャンの学校生活に向けて有益な情報を得る事が出来る可能性があると思いますので、たくさん資料を作成してお渡しして、いろいろ相談に載っていただきました。
幸い、こちらにも過去数名のprader-willi症候群の生徒さんが居られたらしく、様々な特性についても既に充分ご存知でした。
京都大学さんの、こころの未来研究センターさんで調べていただいた、WISC検査の結果を見られて、また本人の様子から、数値以上に、もっと能力が出せる可能性があるのではとのお話。理解力のポイントが他の項目より上回っているので、そこが希望の持てるところであるらしい。受入は充分可能との事でした。
また本人の様子から、地域の普通学校でも、支援学校でも、教育大でも、どこでもある程度適応するのではと。ただし、普通学校に進んだ場合、今までのお友達関係は、急激に変化していくし、難しいところとしてアドバイスいただきました。地域の普通学校と交流されている御経験から、特別支援教育の制度が出来て5年目ですが、まだ普通学校における支援教室は未整備な部分が有り、例えばPWSの食事制限のようなフィジカルな面でのサポートはうまく出来ても、特に心の部分に対する支援は不足するのではとのお話。実際、地域の普通学校の見学の際のお話では、支援教室の先生は現状お一人で、来年アーチャンたちが入るとして2名になるかもしれないという程度らしいし、継続してフォローしていただけるのか、今まで小学校の先生方と築いてきたような関係を一から作るのは中学校では難しいでしょうね。
3つの選択肢のどこに進むべきかは、最後の最後まで考えて結論だしてくださいとのお話。とりあえず、願書はいただき提出の予定。