クレイアニメーション入門

今日は、午後3時から旭区民センターでの「クレイアニメーション入門」に家族で参加してきました。
少しづつ、アーチャンがアニメーション的なものへの関心を持ち始めているので、出来なくても、作るプロセスを見ているだけで、いろいろ感じてくれるのではと期待して申し込んでみました。
最初に、栗田さんが製作されたクレイアニメ『緑玉紳士』の短編が上映され、クレイアニメストップモーションアニメとはどんなものかを、詳しく解説。アニメーションの語源はアニマで、魂の意味があるらしい。魂を込めることで生き生きと動き出すイメージ。それから、作品に登場しているキャラクター人形を使って、実際にどんな風に動かして、撮影しているのかを、参加者のうち希望者が前に出て、腕や手を動かして、短いアニメを作りました。1秒間に概ね15コマ撮るらしく、短編でも膨大な量の作業になりますね。
それから、粘土の塊を3個机の上に置いて、参加者が一人10コマづつ、動かして、参加者全員のコラボ作品を制作しました。前の人が作った形を引き継いで、動かしたり、違うキャラクターにしていくので、どんどんイメージが変わっていきます。
我家は最後の組となり、カーチャンとアーチャンとで、真中の粘土を、僕が右端の粘土を、参加者の男性が左側の粘土を触りました。どんな風にするか、直前にカーチャンと話して、ふたつがつながるようにしてみようと思い、具体的な取り決めは無しで、アドリブでやりました。本当はもう一人の参加者さんと三人で何かイメージ共有してやれれば良かったとも思いますが、その場で瞬間的に決まるので、とりあえずこれでも良かったのかなと思います。
最後に、メモ用紙が配られて、卵型を最初に描いて、そこから自分のイメージするキャラクターを描いてくださいという課題が出て、これはアーチャンがちょこちょこと描きました。それを皆で見せ合って、栗田さんがアドバイスされて終了、短い時間で盛りだくさんのプログラムでした。普段、コマ撮りの作品作られている為か、時間のコントロールをアシスタントの方とうまく連携取りながら、テキパキと進めていかれました。
講師の、栗田やすおさん、主催者の皆さん、ありがとうございました、感謝です。

全員参加してのクレイアニメのコラボ。僕達家族は最後の組になりました。一コマ動かして、後ろに下がって、栗田さんがスイッチ押して撮影、再び粘土触ってということを10回繰り返しました。真中の白い粘土がカーチャンとアーチャンが触ったもの。僕は右側の灰色の粘土を触りました。最後につながるようにということだけ、取り決めてアドリブでしましたが、何となくスムーズに出来ました。カーチャンは最後は球にしたかったらしい。もう少し余裕があれば、左端の方とコラボするともっと面白かったと思いますね。帰ってきて、画像をつなげてみて、左端の方が、ペンギン作ってたんだと分かったくらいですから。

それから、最後に卵型からスタートしてのキャラクター作り。アーチャン楽しそうに描いていました。

栗田やすお
クレイアニメーション入門
http://www.artcomplex.net/doors/200sche/index.php?itemid=3641&catid=287
日時:2009月8月19日(水)15:00
会場:旭区民センター/第一集会室
内容:劇場公開クレイ(粘土)アニメ『緑玉紳士』の監督によるクレイアニメ入門講座。
講師プロフィール:京都精華大学卒業後、自主制作アニメーション作品が国内外の映画祭で上映、受賞され、2005年に公開された劇場版パペットアニメーション作品「緑玉紳士」へとつながる。その後、ビジュアルストリー作品「さむらいペンギン」を連載。現在、京都造形大学キャラクターデザイン学科の専任講師に着任。
http://www.grasshoppa.jp/greenpeas/