天平体験 ミニ鬼瓦作り
今日は、午後1時から旭区の芸術創造館で「天平体験 ミニ鬼瓦作り」に家族で参加してきました。
このワークショップは「関西文化体験days」の講座でもあり、普段触れる機会の少ない伝統文化を知る良い機会となりました。
最初に講師の鈴木浩之さんから、瓦の歴史や使われている粘土や土などの詳しい解説があり、その後で、石膏型を使ってミニ鬼瓦を制作しました。このワークショップは鈴木さんの工場内工房で体験教室として開催されているらしく、工房のスタッフさんたちがテキパキとサポート。あっという間に出来ました。乾燥後、釜で焼いていただき、約三週間後に送付していただく予定で、出来上がりが楽しみです。
講師の、鈴木浩之さん、主催者の皆さん、ありがとうございました、感謝です。
ミニ鬼瓦は、法隆寺、薬師寺、東大寺の、三種類の鬼瓦から選ぶ事が出来て、アーチャンが気に入った法隆寺の鬼瓦に決めました。(左端の鬼瓦)(画像転載許諾済)
さっそく制作開始、石膏型に粘土をつめていきました。
それから、スタッフの方がサポートしてくださって、ワイヤーで余分な粘土を切り落としました。金属のヘラを使ってならしていきます。
上から布を当てて、布目を付けます。
願い事や絵を櫛を使って刻みました。アーチャン鬼瓦の鬼の顔が気に入ったのか、鬼瓦の裏面なのに鬼の顔を描いています。この辺りはおそらく石膏型で作っているということを理解できていないのだろうけれど、自分なりの理解で工夫して、鬼瓦を作ろうとしているのだろうと思います。そこは少しづつの変化が感じられますね。
皆さん早く完成して後片付けされている中、アーチャンは得心いくまで描いていました。そして完成。焼き上がりが楽しみ。
鈴木浩之
天平体験 ミニ鬼瓦作り
http://www.artcomplex.net/doors/200sche/index.php?itemid=3645&catid=282
日時:2009月8月20日(木)13:00
会場:芸術創造館/大練習室
内容:鬼瓦は昔から、家の守り神、厄除け、魔除けとして使われています。体験で作ったミニ鬼瓦は、家や自分のお守りとして飾っていただけたらと思います。
講師プロフィール:昭和54年鈴木瓦工業株式会社(現�瓦道)入社、平成元年代表取締役就任。工場内工房にて各種団体、観光客等を対象に、体験学習としてミニ鬼瓦教室を開催。
最近の主だった工事
瓦葺き工事・下四半敷き工事-国宝新薬師寺本堂
瓦造り及び葺き工事-重要文化財興福寺南円堂、平城宮跡朱雀門、平城宮跡大極殿
屋根解体・瓦造り・選別、葺き工事-国宝唐招提寺金堂
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