「新国誠一の《具体詩》 詩と美術のあいだに」

京都での療育に行く前に、毎月第1土曜日は 国立国際美術館の入場料が無料(アバンギャルドチャイナは有料)ということで、観てきました。近くの京阪電車中之島駅から出町柳駅まで快速急行で66分くらいなので、とても便利になりました。
アバンギャルドチャイナも、B2階に一部展示されていて、結構クオリティの高い作品だったので、それも良い印象。3月22日の子ども向きのワークショップ申し込んで当たればまた見に来るので、その時にB3階の展示を見てみようと思います。
新国誠一さんの具体詩の展示を見て、アーチャンは学校で習った文字で分かるものがあると、指差して読み上げています。そんな様子見ていると、作品がNHK教育のお母さんといっしょの日本語で遊ぼ、に出てくる文字遊びのように見えてきます。闇という文字列の下に闇の文字から切り出した音の文字列があり、それを指差してアーチャンの名前と言っています。闇の上にあるこれも切り出した門の文字列は何て読むの?と聞くと、「もん」と正解。闇の読みや意味については飛ばしました。
文字を並べてみるだけでランドスケープになり、テキスタイルのようにもなり、イメージが多様に感じられてくる。ここでの多様な試みは、文字の共有と同じく、作る方法も開放的に誰にでも自由に使えるような、可能性を感じさせてくれる。

新国誠一の《具体詩》 詩と美術のあいだに」
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
国立国際美術館