モディリアーニ展

あまりの暑さに奈良の法隆寺金堂展へ行くのを断念して、中之島周辺をゆっくり廻りました。ほたるまちの大阪芸大のサテライトキャンパスを見て、食事の後、国立国際美術館モディリアーニ展を見ました。カーチャンも僕も正直なところ、あまり興味の無い作家のモディリアーニでしたが、丁寧な展示構成が素晴らしく、アールデコの時代前後の海外や日本のアートに興味があるし、それが特に人間の無意識的世界への探求(普遍と個別の表現の様々な試みのプロセス)へと繋がっていくことを連想させて、良い印象を得ました。
モディリアーニの描く肖像画に特徴的な眼玉を描かない顔を見ていると、アイコンタクトが人の感情や心の有り様を知るとても重要なことと再認識しました。

モディリアーニ展
http://modi2008.jp/html/index.html