grafにてワークショップ

graf media gmにて、Vintage plant ワークショップに参加してきました。

Vintage plant ワークショップ
http://www.graf-d3.com/gm/vintage_plant/index.html

Vintage plantというのは資料と今日のワークショップでの説明によると、コペンハーゲンを拠点に活動するByggstudio(ビュックスタジオ)のメンバーが2006年から始めたセカンドハンド(誰かの元で育てられた、持ち主との間に何かしらのエピソードや歴史のある)観葉植物の交換を通じて行われるネットワーク促進プロジェクトとの事。ふむふむ。
来週から、その展覧会が行われるらしく、要するに、アート製作を楽しみながら、展示物と、展示用のテーブル製作を協働して行うというもの(と言う事が、行ってから分った)ふむふむ。
メンバー3名のうち、女性御二人が、植物の葉っぱの模様をつけるトートバックの製作班、男性のマーカスさんがプラントテーブルの製作班に分かれて、午後3時過ぎから製作開始。

アーチャンは、製作したトートバックがとても気に入った様子で、大喜びでした。持ち帰りたがったので、カーチャン製作のトートバッグを展覧会に展示してもらう事にしました。僕もカーチャンも制作でバタバタして、そのバッグの写真撮るのは忘れていました。
画像は製作中の妻子。アーチャンは作り終わり、メモ帳に絵とか描いていました。

葉っぱを写して吊るして乾燥中のトートバックと、出来上がったバック。

大変だったのは、プラントテーブルの方でした。僕はてっきり、夏休みの時の、椅子製作のワークショップhttp://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20070810/artのように、部品も既にカットしてあって、後は組み立てるだけのものと思っていました。午後3時過ぎからの開始だとそんなものだろうと予想していた。
ところが、マーカスさんの説明は、ヨーロッパの昔のプラントテーブルを設えたインテリアのお話と、彼の作ったプラントテーブルと、それの概略のフレーム構成図のみで、自分の好きなデザインをしたい方はサポートしますので、どうぞ、と言う感じでした。
何ですと?今から一からデザインするの?
すると、能天気なカーチャンから悪魔のささやき「来年の陶芸展の時の展示台に使えるやん」
分りました、はい、やります、と紙とエンピツを、マーカスさんから受取り、スケッチしたのをカーチャンに見せると、「もう一段増やして、三段にしたいな」
あのね、もう一案描いて、始める事に。
画像は来週からの展覧会用に展示されている昔のヨーロッパの伝統的なインテリアの写真と、マーカスさんの製作されたプラントテーブルと説明図。

でも、マーカスさんと、もうお一人の日本人のサポートスタッフの方は、僕のラフなスケッチを元に、材料カットから、組み立てまで、丁寧にサポートと言うより、ほとんど作ってくださって、だんだん僕も久し振りの道具使っての製作が楽しくなってきて、あっという間に時間が経ちました。予定の三時間が来て、お茶休憩になったので、明日もう一度来て、完成させるつもりだったのですが、あと少し材料カットだけしましょうと言われて、やっているうちに、なんとか完成しました。
画像は僕のスケッチと、スケッチを見ながら材料カットと組み立てしてくださったマーカスさん。

なんだかんだと言いながら、でも、とても楽しい時間が過せました。マーカスさんありがとう、展覧会もお伺いしますね。

もう一組の女性の方が製作されたプラントテーブル。これもとても雰囲気のあるテーブルでした。