「カリカチュアの歴史」トーマス・ライト著を読む

図書館で予約していたのが着ていたが、600ページ近くもあるし、なかなか読めない。1865年に書かれた本の翻訳本。僕が好きなジャック・カロに特別に一章採って有り、嬉しくなる。彼はカロの事を風刺的様式の開祖となるべき人物と考えているようだ。
僕が感じるカロの面白いところは、いろいろあるけれど、動画的な感覚で連作を描いているところですね。そのような批評をしている専門家が居ないかと、探しているが、トーマス・ライトのテキストにも見当たらないですね。残念。

カリカチュアの歴史―文学と美術に現れたユーモアとグロテスク

カリカチュアの歴史―文学と美術に現れたユーモアとグロテスク

ジャック・カロの時代は、今NHK大河ドラマでやっている「功名が辻」の少し後くらい。世界も日本も戦国の世であったようだ。