円空彫
昨年お世話になった楽描の会さんの円空彫ワークショップに今年も参加しました。
昨年、Eテレ日曜美術館で円空特集していて、時代が私のベンチマークにしている17世紀(アーチャンと同じプラダーウィリー症候群児ではないかとされる少女の肖像画をスペインの宮廷画家ファン・カレーニョが描いたのが1680年だったこと。そしてその頃地球規模でマウンダー極小期という太陽黒点活動の低下からの天変地異で、円空も また長良川の氾濫で母を亡くし、その鎮魂として円空仏を掘り始めたというエピソード)で、それで興味持って検索したらワークショップ見つけたという感じでした。
その後、あいりん地区の慰霊祭に奉納されるという予想外の展開で軽い気持ちで参加したのが、結果とても厳粛な体験となりました。
今年もよろしくお願い致します。
先週奈良で観た快慶展のインパクトが強すぎたのか、家族全員円空風ではなく、快慶イメージで作りました。
どれも完成せず持ち帰り次回で完成予定。
アーチャンの作品
快慶展のパンフ見ながら作っていました。展示替えでこれは実物は残念ながら見れませんでしたが、孔雀明王坐像。
孔雀から描き始めレイアウト無茶苦茶で、脚が入りきれないと裏側に折り曲げて描いていました。どうやって彫るねん。
明王も首が入らずでかなりおどろおどろしい造形になってました。
トーチャンの作品
快慶がたくさん作られた釈迦如来立像を見ながら作りました。着物の波模様が美しいので合いそうな木目の木を選びました。微妙な前傾姿勢も強調してみました。それらをディフォルメしてみました。