釜ヶ崎芸術大学 円空彫

朝からの大雨で出られず、予定変更して、近くの西成市民館へ家族で行きました。

釜ヶ崎芸術大学 円空
http://www.kama-media.org/japanese/geidai2016/

円空仏に興味を持ったのは、信仰からではなく(私は無信仰ですし)、少し前に、NHKEテレの日曜美術館円空特集していて、そこで円空円空仏を彫るようになった原因が当時各地で頻繁に起きていた河川の氾濫で母を失い、出家して鎮魂の為に彫り始めたのではと言われていました。
その時代が17世紀の、私がベンチマーク的に注目している時代でもあったので、興味を持ちました(スペインの宮廷画家ファン・カレーニョ・デ・ミランダさんが、アーチャンと同じprader-willi症候群児の肖像画を描いたのが、現在ではマウンダー極小期と呼ばれる時期にある1680年頃。当時のヨーロッパは、太陽活動が低下して人類有史上で最も寒かった時期らしい。天変地異も世界的に多かったのではと思われる)
でも、木を集中して彫ると、無心になり没頭しました。
講師の本宮氷さん、丁寧なサポート感謝です。

アーチャンは手本の写真から、千手観音を選びました。千手の表現が面白い。

頭のところはカーチャンが手伝いました。

手本の千手観音像の写真

カーチャンは木彫(レリーフ)していたので、下書き無しで彫っていきました。お地蔵さんとの事。時間切れで未完成なので、次回また続きします。

トーチャンのは、円空仏の作品集からいちばんシンプルな姿のものを参考にしてみました。合掌しているイメージ。