個人懇談会
午後4時30分から、1学期の個人懇談会に夫婦で出席しました。教育目標の確認などしました。
いつも一緒に身近にいると成長や変化にはこちらは気付かないところが多いですが、先生方のお話では、この1年で大きく成長しているとのこと。
ただ、自宅では学校内での生真面目さの反動なのか、目一杯がんばって家ではリラックスしてるのか、常動行為(足の毛をはさみで切ったり等)も多いし、バランス取れてないなと感じるところもあります。
WISCの知能検査を昨年していただいていて、結果を見せていただく。以前、京都大学こころの未来研究センターさんで2008年頃にしていただいた検査では、全検査でIQ=40でしたが、昨年のも同じ値でした。ただ、言語性検査が伸びていたのに対して、前回、言語より優れていた動作性検査の方が能力が低下していて、先生の記録では、最後の迷路課題が2時間ほどの検査の最後で、疲れからか、あくびなどもしていて、ゴールには辿り着いたものの、かなり迷ってのものだったらしく、そこが前回より大きく落ち込んだのが原因のようでした。
ただ、絵画完成なども低下していて、ひょっとして、成長とともに脳の視覚認知の部分は機能が低下しやすいのだろうか(疲れからか、あくびなどもしていて、のくだり)と思ってしまいます。
先日見たEテレの番組、「奇跡の生還に導く声〜“守護天使”の正体は?〜」の中で脳科学の知見として紹介のあった内容とやはり関連しているだろうかと。
極限状況でエネルギーも失われた状態になると、人体は不必要な部位を停止して生存に必要な部位だけを働かせようとするメカニズムがあるらしい。特に大きなエネルギーを費やす脳の場合、最初に後頭部にある頭頂葉が活動低下するらしい。頭頂葉は自己の存在に関る認知を司る部位であり、自己感覚が混乱し、外界で起きている現象と、脳内で認知している現象とが乖離し始め、その乖離の辻褄を脳が合わせようとして、現実には存在しないサードマンのようなものを作り出すのではないかと。
先生からの、最近アーチャンが「何か声が聞こえる」的な、少し不思議な現象を話す事があるらしく、自宅でも同様のことが無いか尋ねられ、先のサードマン(守護天使)と頭頂葉の活動低下のことと、今回のWISC検査の動作性検査の能力の低下のところがリンクしているようで、少し気になりました。
自宅ではそういうことは言わないので分かりませんでしたが、描画行為自体かなり減ってきていて、その点は気になっていたので、少し注意して見ておく必要があるかもしれません。