関西TVザ・ドキュメント「みんなの学校」
大阪市住吉区の市立南住吉大空小学校のインクルーシブ教育の実践がTVで紹介されるらしい。
関西TVザ・ドキュメント「みんなの学校」
http://www.ktv.jp/document/index.html
大阪市は以前から小学校の支援教育比較的充実していたし、アーチャンもその恩恵を受けてきました。でも、理想からは遠いなと感じることも多かった。
支援教育の法律が施工されたのが橋下氏&平松氏という府市の民間出身の首長が選ばれた前年と記憶。新しい施策を我家も期待したが、しかし大きくは変わらなかった。推進されたのは、分離教育の方であり、特別支援学校の増設。府知事当選直後の橋下徹氏が最初に提言した35人学級の廃止見る間でもなく、彼らには教育の本質が見えていない。
これに橋下市長の学校選択制が導入されて、学力偏重の運営になっていけば、インクルーシブ教育の充実なんて、多数の大きな声に流されて、掻き消えてしまうだろう。
そして、まだ小学校はある程度、学力的な問題もなんとかなる部分があって、インクルーシブな環境も整え易い筈だし、問題は中学校以降の居場所のあり方だろうし。
アーチャンの場合、本当は地元の中学校へ通わせたかったし、でも中学訪問して話を聞いてみても、全校で支援教室の教員1名のみで、支援員も付かないとの状況に、無理と判断した。
大阪教育大の受験(抽選)の朝、玄関で、アーチャンから、小学校の同級生の友達から、登校迎えに来るから、中学校一緒に通おうと誘ってくれたと言われた時、かなり動揺してしまったし、進路について、最後まで悩んでしまった。
分離教育に向かうか、インクルーシブ教育に向かうか、今の競争原理主義的な市長たちの言動が支持されていれば、流れは明らかだし、期待したり、待っていても仕方が無いから、独自にあれこれ動いていくしかない現状。
学校外で支えてくださる子供の家等の福祉施設もいつ公の支援が打ち切られるかすら不透明な状況で、右往左往するばかりだ。