支援学校で教育相談

午後、アーチャンを小学校へ迎えに行き、たんぽぽ教室の先生に同行していただいて、地域の特別支援学校へ、教育相談に行きました。
生まれた頃から現在に至るまでの成長の過程やアーチャンの特性など詳しく聞いていただいて、それをこちらもメモする事で、どういった点を、特別支援教育の現場の先生方は意識されているのか、よく分りました。
prader-willi症候群の生徒さんも数年に一人くらいの感じで在校されていたらしく、様々な特性のうち、やはり固執する性格が印象にあるらしく、でも知っていただいているだけで、対応のあり方も違うでしょうし、少し安心も出来ました。
アーチャンは、たんぽぽ教室の大好きなM先生と一緒だったし、面接も説明会で訪れてお会いした先生だったので、あまり緊張しないでおとなしくできていました。
地域の普通学校、今日の支援学校と、国立の教育大付属支援学校と三校の中から、どこへ進学するか、時間のある限り検討して、アーチャンが一番過し易い環境のところを選びたい。
アーチャンは仲良しの年上のお友達が通う教育大学付属を、そのお友達情報からパラダイスのように感じて、そこを希望していますが、定員3名だし、男女比率も併せると、1名であるかもしれないので、あまりに倍率厳しいし、落ちると思っていて間違いが無い。
地域の普通学校であれば、保育所以来、アーチャンのことよく知っていてくれるお友達も私学へ行く子以外は、ほとんどの子が通うことになるし、良いと思うのですが、でも見学してきた印象から、支援学級の支援のパワーがあまりにも不足している印象で、本人がとまどい苦しむのは想像できるし。これから1年くらいの間に、劇的にインクルーシブ教育に転換するはずもなく、理想論だけで、地域の普通学校へ行かせる訳にもいかないだろう。
どうしたものか。インクルーシブ教育への転換がそんなにも困難なものなのか、支援学校という分離教育の枠組みが動かせないのか、分りませんが、地域の普通学校で、どこまでサポート資源増やしてもらえるのかもう一度相談してみて良いかもしれません。

教育相談に提出した資料など。
普段やっているアートセラピー的な関わりを知ってもらおうと、blog日記からいくつかをプリントして提出しました。

療育手帳
prader-willi症候群の解説(主治医さんによるテキスト)

陶芸制作
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110611

長居公園でのイベント。花育や動物との触れ合いと、それを後日文章化してエピソード記憶としていく。摘んだ花は制作した陶芸の花瓶に活けたりとか
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20110504

こころの未来研究センターさんでのWISC検査
http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080830/ryouiku