こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受けました。今日もいつもの担当のITさんとIDさんに見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン
2、エンピツ 
3、ぶんしょうのまちがいさがし 
4、もじ ぬきクイズ
5、おまけのべんきょう

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1の、パソコン課題は、ことば集めをしました。小さい「っ」を含む言葉を自分で集めるのですが、ITさんのヒント無しでは難しい様子。文字入力しても「きっぷ」が「きぷ」とか「きって」が「きて」のように、小さい「っ」が抜けてしまう。

2の、エンピツ課題は、以前していただいたフロスティグ視知覚テストのうち、細い幅の道の中心にエンピツで線を描く課題。8歳くらいの健常児であれば出来るレベルの課題。以前のテストでは、線からはみだすことが多かったのですが、今日はある程度出来た様子。でもまだまだ運筆自体苦手な感じなので、最近学校で習う漢字が難しくなってきて、宿題などもやりたがらない理由として、運筆が苦手ということも有り得るらしい。自宅で運筆の練習をしてみるのも効果あるのではとの事でした。
以前は、電車乗っていて、駅に着くと駅名の漢字を読んで遊んだりして、漢字そのものに興味を持っていましたが、最近それもやらなくなってきている。
特別支援教室で少し簡単な漢字の書き取りなどの学習課題していただいているが、その内容と教室の担任の先生とで、教えている内容の情報共有必要。抽象的な内容の漢字が5年生くらいだと学習する機会多いので、対象物がある漢字を覚えるように、漢字に触れる機会を増やしていく必要がある。
過去に一度学習したことの再学習は、理解するのに時間は早くなるし、再学習は無駄では無い。

3の、ぶんしょうのまちがいさがし課題は、「あしたは、がつこうで、うんとうかいがある」という感じで、「がっこう」が「がつこう」、「うんどうかい」が「うんとうかい」など、小さい「っ」や濁点の有無に気付けるかの問題。
こちらもヒント無しでは難しい様子。最初に「っ」についてヒント振られると、次はそれに引っ張られて、「と」が大きいというように回答してみたり、問題の意図を理解するのは難しい様子。

4の、もじ ぬきクイズ課題は、最初は白板に「うさぎ」と書いて、「さ」を消して「うぎ」と文字と言葉と両方で伝えながらしました。次に言葉だけでテスト。これは少し時間が掛かった様子。

5、おまけのべんきょうは、神経衰弱ゲーム。10枚5組の絵とその内容を示す言葉のカードを合わせる。アーチャンの場合、短期記憶が弱いので、なかなか元の場所を覚えていられない様子。