こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受けました。今日もいつもの担当のITさんと、それと初めて来ていただくKさんに見ていただきました。アーチャン人見知り強いので最初は少し目も合わすことができませんでしたが、時間が経つとなじんでいました。

今日の課題
1、パソコン課題
2、えんぴつのれんしゅう
3、ようすのさくぶん 
4、なかまわけ

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題は、絵だけの提示でそれが何であるか当てて、文字で書く課題。
知っているものは、少しヒントをもらえば答えることができている様子。

2の、えんぴつのれんしゅう課題は、様々な幅の二本線の間に線を描く。徐々に幅を狭めていくが、以前に較べて運筆はうまくできるようになっている様子。この課題は、楽に取り組めるので、間にはさむことで、次の課題も集中してできるようになっている様子。

3の、ようすのさくぶん課題は、絵本の中の登場人物の様子を答えて文字にする。前回経験しているので、よく出来た様子。
「女の子がうまにのる」は、ITさんの何に乗っている?というヒントで答えが出た。でも最初はどうもやはり聴覚が弱いのか「うまりのる」と書いてしまったらしい。助詞の理解がまだ充分できていない様子。
「女の子が食べ物をわけてくばる」は、アーチャン自力でできたらしい。おそらく自宅では、食欲のコントロール出来ないところがあるので、盗み食いなどしないように、いつもおやつとか、みんなで分けて食べる、というイメージが身に付くように言っているので、スムーズに言えたのかもしれません。繰り返し同じ事言いつづけることは大事ですね(でも、先日、盗み食いをカーチャンに見つかった時、ネズミとネコが来たのであげた、と苦しい言い訳しだして笑ってしまったが)
絵本の課題でも、どうしても食べ物に関しての場面に興味が行く様子らしい。いよいよかな。

4の、なかまわけ課題は、「乗り物」「動物」「食べ物」の三種類の絵カードが何枚かあって、最初ITさんから、乗り物をください、とリクエストして、それに見合うカードを探すという形でまずやってみたのですが、要領を得なかったのか、乗り物に対してリスの絵を手渡したらしい。リスに乗れるかな、と誘導していきようやく理解できたらしい。次の動物という課題にはよく理解出来たらしい。
次にバラバラに置いたカードを3つのグループに自分で仕分ける。動物と乗り物はスムーズにまとめたけれど、食べ物は、最初に少しつまづいて、リスのカード、くるまのカード、かえるのカードと分けて置いてしまったので、かえるのところITさんから指摘受けて、なんとかまとめることが出来た様子。ITさんから、これは何と聞かれて「料理」と回答。概ね合っているけれど、料理だと道具なんかも入るので、ヒント出して、「食べ物」と理解できた様子。