花籠を作りながら日本の文化を学ぼう!!

今日で、200DOORSも最終日。午前10時30分から旭区の芸術創造館で「花籠を作りながら日本の文化を学ぼう!!」に家族で参加してきました。
このワークショップは「関西文化体験days」の講座も兼ねていて、普段触れる機会の少ない伝統文化を知る良い機会となりました。
最初に講師の田辺小竹さんから、竹工芸についての詳しい解説がありました。竹の種類は世界中で1200種類ほどあるらしく、そのうち珍しい竹を何本か見せて頂きました。竹工芸でよく使われるのは真竹で、今日の花籠も真竹が使われました。普段は2時間〜3時間くらい時間掛けてワークショップされるらしく、今日は1時間30分と短いので、スタッフの皆さんがテーブル毎について、丁寧なサポートをしてくださったので、我家も何とか完成することができました。
講師の、田辺小竹さん、主催者の皆さん、ありがとうございました、感謝です。田辺小竹さんは堺の方との事で、堺の観光案内を最後にされていました。我家も堺のいろいろなイベントやドルフィンセラピーなどに行く事が多いし、楽しい町のイメージがありますね。

ベースになる部分は同じ編み方で作り、最後のところで、それぞれの思いを込めたテーマに沿って自由にアドリブで編むようにワークショップは進みました。
ベースの部分は竹の表皮のつるつるのところ8本と、表皮の下にある竹の実のところ8本を交互に、節のあるところを上にまたがるように編んでいきました。カーチャンとアーチャンと一緒に編んでいます。編みあがると隅のところを細い針金で留めていきます。

次に、花篭の底を丸く囲むように、曲げて差し込んでいきました。

最後にここからはアドリブで、自分の思い描いたイメージで作ってくださいということになり、アーチャンにどんなのにしたいと聞くと、カバンみたいな感じにしたいと言うので、取っ手のところをシンプルにつなぐことにしました。そして、お花を活けて完成。参加者さんの作品をテーブルに並べて、それぞれの思い描いたイメージを説明していきました。アーチャンはカバンと最初言っていたのですが、カゴと言ったので、カゴのイメージで作ったことになりました。また秋になったら、十三摘み草園に行ってコスモス摘みして、この花籠に飾ろうと思います。

田辺小竹
花籠を作りながら日本の文化を学ぼう!!
http://www.artcomplex.net/doors/200sche/index.php?itemid=3683&catid=272
日時:2009月8月22日(土)10:30
会場:芸術創造館/大練習室
内容:竹による花籠づくり。世界に一つだけのオリジナルの作品を作ります。完成後、自分の作った籠に花を生けてもらいます。竹と生け花から日本文化を学ぼう!!
講師プロフィール:1973年、竹工芸作家三代田辺竹雲斎の次男として堺市で生まれる。東京藝術大学彫刻科を卒業後、実家で竹工芸を修行し、2006年、田辺小竹(たなべしょうちく)を襲名。現在、国内と共にアメリカなど海外展を中心に活動。その作品は大英博物館ボストン美術館など海外の美術館にも収蔵されている。
http://bamboo.tuzikaze.com/