こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日もいつもの担当のITさんとIDさんと、もう一人Oさんと三人で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、文章の記憶
3、呪文の書き取り
4、カタカナ練習

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題は、1回目18、2回目26、3回目26と課題に慣れてきて、かなり早くなってきている様子。

2の文章の記憶の課題は、2語文は概ねよく答えていますが、3語文以上は、少し負荷が掛かるのか難しい様子。文章の最初のところの記憶は「初頭効果」、最後のところは「親近性効果」と言って、それぞれ記憶に残りやすいそうですが、アーチャンの回答のパターンでは、最初のところが曖昧になっていて、時間的に近い最後のところよく覚えているようです。
短期記憶の弱さの為か、文書が長くなると難しいようですが、でも以前のように負荷が掛かって、スキンピッキングとかやらなくなってきているし、能力がアップして、コントロールできるようになっているのではとの嬉しいお話。そう言えば家でもスキンピッキング的な行為は減っているし、行動面の問題もあまり起きていませんでした。療育やアートセラピー的な関わりなどが、総合的に効いているのかもしれません。
3の呪文の書き取りの課題は、呪文=無意味語を読んだり書いたりする課題。読みの方は概ねできている様子。書く方は、小さい「ゃゅょ」や「っ」が入ると難しい様子ですが、有意味語であれば、小さい「っ」も書けている。

担当のIDさんとの交換日記もアーチャンの楽しみ。たくさん書いています。
少し療育の間隔が開いていたので、6月頃のこと、二色浜でのヒラメの稚魚放流イベント。右側にある赤いバケツの表現は、立体を二次元の表現に概ねできていて、いろいろ発達してきている感じがします。色を塗る前の線描の時は、実物のバケツを見ながら描いたので、取っ手の青い所も、リアルに描いていました(重なり図までは出来ませんでしたが、レントゲン図のような感じで)が、色を塗る段階で、バケツの上面の縁と取っ手のラインとを混同した様子で、幅の広い取っ手になっています。ヒラメは思い出しながら描きました。上下のヒラメの間にあるのは、放流するアーチャンの手らしい。放流しているところ描いてとリクエストしたのですが、どうやら、自分の手から先だけが見えていて、自分自身がどんな格好しているのか、イメージするのが難しいのかもしれません。

もう一つは、ホネホネアートワークショップの様子。写真を見ながら描きました。右上は、長居植物園のハスの花らしい。写真等見ながら描くのと、記憶のイメージを思い出しながら描く事が、混じっていて、その感じが良いですね。