京都芸術センター

山鉾の建方を見てから、すぐ近くの京都芸術センターhttp://www.kac.or.jp/へ。ここは京都国際マンガミュージアムと同様に、小学校をコンバージョンした施設です。今年登録有形文化財に指定されています。登録有形文化財というのは僕の理解では、重要文化財等と異なり、外観の保存を一定程度行えば、内部の変更や用途変更などは自由に行えるものだったと思います。施設内にはレストランもあり、落ち着いて現代アートを楽しめる雰囲気となっています。時間の都合で食事だけで、展覧会をゆっくり見ることが出来なくて残念でした。
大阪の現代美術センターも、移転後はここと同じような雰囲気のものにして欲しいところですね。

京都芸術センターなど答申 登録有形文化財
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062100046&genre=M2&area=K00
京都新聞より引用

旧明倫小は1869(明治2)年に創設、現在の建物は1931(昭和6)年に完成。旧本館は屋根はスペイン瓦ぶき。外壁に粒子を浮き立たせる人造石洗い出し技法を用いる。正門柱は各角に柱形を作り出し、当時流行の造形を取り入れている。呉服問屋街にあり、各戸からの寄付により、近代的で充実した校舎を実現したという。