こころの未来研究センターにて療育

午後3時から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日は5月とは思えない寒さで、また厚いジャケット出してきて着た。
担当のITさんとIDさんと、2名の方で見ていただきました。

今日の課題
1、いつ?どこ?クイズ 視覚提示ありとなし
2、ひらがな穴埋め
3、もじしりとり
4、けいさん

今日も療育はアーチャン一人で受けて、僕たち夫婦はスクリーンの奥で待機。とてもテンポ良く進んだようです。
先日の小学校の家庭訪問の際にも、いろいろな面で成長が見られるとお話いただきましたが、今日の療育でも、少し今までに比べて反応が早くなっているように感じました。以前は午前中に陶芸をしてから出掛けたりと、少しハードになっていて、集中しにくい状態だったのかもしれません。ただアートセラピー的なことは継続してやりたいので、様子見ながら、良いかたちを探りたいとは思います。
療育の後、ITさんから説明いただきました。それと、prader-willi症候群の視覚認知の特性について、PUBMEDに新しい論文が掲載されていて、少し専門領域のお話で私には難しかったので、ITさんに事前にメールでお聞きしたところ、興味を持って頂いて、療育の後、詳しく解説いただきました。ありがとうございます感謝です。(後日記載予定)

1、いつ?どこ?クイズ 視覚提示ありとなし
少し負荷を増やして、設問も三択でしたが、うまく答えることができました。前半5問は文字のみで、後半5問は視覚イメージと文字と両方提示しての設問で、視覚イメージ有りの方が、少しだけ反応が早かったそうです。前半と後半の設問も、それぞれ内容ををリンクして設定されていて、細かな工夫がされていました。
2、ひらがな穴埋め
前回から、パソコン上に描く課題(前回僕は欠席だったので、メカを詳しく解説いただいた)になっていて、下側に出てくる視覚イメージを文字に置き換えて書く課題。課題のうちボウリングはまだ連れて行ったことが無かったので、名前も知らないはずなのですが、先生のヒントなどで何とか書き込んでいました。
3、もじしりとり
担当のIDさんと交互に文字を書いてしりとり。出だしの文字のヒントがあると比較的文字が出やすいようです。
4、けいさん
まず一桁の足し算がきっちり身についているかどうか確認。回答できていたが、全て指で数えた様子。5を超えると、片手では足りないので、少し手間取った様子。計算機など手に変わるうまい道具があれば良いのだろうか?
二桁の足し算(繰り上がり無しの課題)では、以前から13を31と認識したりする傾向があったので、式と併せて、文字で、13たす24は?という感じで、認識しやすい表示を添えてあり、うまく答えることが出来た様子。回答欄も、一桁のところと二桁のところと色が変えてあり、より認識しやすくなっていました。

今日のかんそうと自己採点

各課題の間に休憩があり、アーチャンはIDさんと得意な折り紙をして、出来上がったものを一緒に台紙に貼り付けて、名前(画像は削除)と日付けを書き込んでいました。持ち帰り、バーチャンに見せて喜んでいました。