こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日もいつもの担当のITさんとIDさんお二人で見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、カタカナ課題 
3、いつ、どこクイズ
4、どうするゆうきくん

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題は、1分間に打てる文字数が、6回のテストで、16→22→26→26→26と、アーチャンはキーボードの操作に慣れてきた様子で、ペンで文字を書くよりも相当はやくなってきているようです。
2のカタカナ課題は、例えばアリの絵と「ア」のように、絵の形とカタカナ文字の音とをマッチさせる課題。書きながら「ア」は言えないで、書き終わってから「ア」と言っている。アイウエオ順を覚えこんでいて、そのイメージに引っ張られている様子で、ランダムにITさんが絵を指差しても半分くらいの正解率。
3の、いつ、どこクイズは、例えば「きのう、さとうくんは、パンやさんで、かいものをした」という問題文を文字で読ませて、その後で「いつ」「どこ」等の質問をして回答する課題。「いつ」という概念がまだきちんと出来ていないのか、何でも「昨日」と答えてしまう。普段でも、かなり以前の出来事も、昨日の事としてこちらに話するので、内容を丁寧に聞いて、補足しないといろいろ混乱しやすい状態ですね。「明日どこ行くの?」的に「明日」も比較的よく使うので、「昨日、今日、明日」という程度の区分は出来ている様子ですが、もう少し幅が広がって欲しいところですね。文字による設問よりも、耳で聞く設問のバージョンの方が、正解率高いので、まだ文字を読むことにかなり負荷が掛かっていて、内容の理解まで行ってない感じです。
4の、どうするゆうきくんの課題は、30分遅刻して行った時の対応などに対して答える問題。これは比較的よく理解できていた様子。

IDさんとの交換日記。今日もたくさん書いています。だいたい土日に行ったイベントのこと書くので、こちらもどんな風に感じているのか知ることができます。また描きながら思い出すことで、いろいろと脳に良い刺激になっていると感じます。

5月20日:金魚のあかちゃんが生まれたこと

5月31日:grafで鳥小屋いただいたこと

6月6日:京都造形芸大のギャラリーへ行ったこと。建築の模型はアーチャン描くのは難しい為か、別のギャラリーでやっていたデザイナーの食器やステーショナリーの展示で気に入ったものを描いています。