こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。今日もいつもの担当のITさんとIDさんに見ていただきました。

今日の課題
1、まねしてかこう! 
2、ワープロをつかってみよう! 
3、みんなでパズル

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1の、まねしてかこう!は、模写課題。以前テストしていただいた課題と同じものだったので、発達の感じが良く分かります。
最初は課題を見て描く。部分部分に焦点を当てて見ている様子が感じられ、まだ全体を把握して描くというものではありませんが、ひとつ部分を描いて、また次の部分を描き足している。
次に今、見て描いたものを思い出しながら描く課題。こちらも以前に較べてまとまってきている感じがしました。
でも、課題の絵と見比べると、PWSというのか、この子たちの視覚認知能力がかなり弱いと感じます。繰り返し刺激を与えていくしかないのでしょうね。
2の、ワープロをつかってみよう!は、しりとりの課題。三文字と制限を加えても、かなり出来ていました。
最初アーチャンから
ふりま(まんと)とまり(リンゴ)ごりら(らっぱ)ぱんつ(つみき)きつね(ねずみ)・・・・
3の、みんなでパズルは、共同してパズルを作り協調性を養う課題。
最初完成した状態のジグソーパズル(手書きで3ピースの簡単なもの)を見せてから、3セットをそれをバラバラにして、3人にそれぞれ3枚ずつ配る。そうすると、自分の手許に無いピースが出きるので、それを相手の中から探して、「貸して」と伝える事でコミュニケーション力を高める。
最初は言葉で、次は言葉無しでボディランゲージで行なう。
今日は、最初に2ピース組み立てて、あと一つだけ足りない状態まで作ってからスタートしたらしい。でも中々恥かしがって、貸してと言えなかったらしい。メモを見せて、言葉を教えたりしても出来ない。そのうち、相手を見ることも難しくなってしまったらしい。今まで一緒に療育してきていただいた相手だし、アーチャンも大好きなITさんとIDさんだから、なかなかこういう反応をするということは、一般の慣れていない人相手だと、これからもかなり厳しい感じがしますね。こちらもいろいろな機会通じて、刺激を与えていくしかないですね

IDさんとの交換日記。
アーチャンは今週行ってきた、ハチ高原での林間学習のこと書きました。たまたまIDさんも小5年の時、同じところに林間学習で行ったことあるらしく、話も盛り上がりました。食べる物の興味が強くなっているのか、その話題ばかり書いていますね。