「ダーウィンを読むフロイト」ルーシール・B・リトヴォ著を読む

図書館で借りて読む。心理学者のフロイトの学説に、ダーウィンの進化論が大きな影響を与えているらしい。専門家向きで、難しいけれど、要するに人間も動物であるという、今日では、当たり前の事実がダーウィンの進化論によって、大衆化され認知され始めた時代にフロイトが生まれ、人間の心理も動物としての欲求が根底にあることを見出した、そのプロセスを丹念に分析された論文のようだ。
以前、prader-willi症候群の行動の問題に対する行動療法の適応の講演(親の会の竹の子の会の会員限定の情報コーナーにあります。一般公開していただきたいですね)をお聞きした時にも、フロイト心理学からの説明があったので、少しづつ理解を深めていこうと思う。行動療法にも問題点はあるだろうから、探求しておきたい。

ダーウィンを読むフロイト―二つの科学の物語

ダーウィンを読むフロイト―二つの科学の物語

ダーウィンの「種の起源」が1859年、最近、国立国際美術館で、印象派のタブローをたくさん見たけれど、印象派の最初のグループ展が1874年、アートの作品通して、時代の気分を感じておこう。