4-1、食欲と肥満、糖尿病

PWSは出生時体重が小さい。生後数ヶ月の体重減少が激しいが原因はミルクを飲まないという事だけでは説明できない部分もあり、不明である。出生後は身長、体重共、成長曲線は-2SD以下であるが、体重は食欲の出る時期を境に上昇し5歳頃に+SDを超える。身長は学童期に1/2ぐらいの子供は-2SDを上回るので、その時期での成長ホルモン治療の保険適用は受けにくい場合がある。