「新撰組!」第17回「はじまりの死」を観る
だんだんと血生臭い場面に突入していく。斎藤一が浪士の鼻を切る場面はジャック・ニコルソン主演の「チャイナタウン」の過激な場面、思い出す。殺しの場面これから毎回でてくるんだろうけれど、生々しさ消す為にも、映画の名シーンの感じで全部やって欲しいな。そうでないと、少し辛いし、笑えないから。殿内粛清の場面は記憶にないけど、多分、どこかにあると思う。そう思いたいと言うか。
生瀬勝久さんのファンの方が三谷幸喜さんの掲示板に「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」のイメージに重ねて語っています。今度観てみよう。
http://homepage1.nifty.com/j-ishikawa/Major_League/sub9rozgil.htm
生瀬勝久さん出演の舞台
殿内のセリフ「どこに目をつければ良いのかまったく解らない・・・」という志向性の無さというか、メタな視線の欠落感が今回のメインテーマのような気がしましたね。
茶店で不貞浪士片付ける場面で、唖然とする平助の感じ、多分僕もあの場面では、あんな感じになるだろうな。
壬生狂言の場面で、確か、現在の八木家当主の方、太鼓叩いておられたように思う。何故壬生狂言にはセリフ一切無いんだろうか?無言劇というか現代舞踊に通じる感じですね。それで浪士達は退屈そうに?三谷幸喜さんの描き方は対象によって、時々辛らつですね。
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/mibu/k_annai.htm
壬生大念仏会 「壬生狂言」のHPより
でも、なんやかんや言いつつ、八木家の面々が新撰組のファンになっていくところの心変わりの感じが笑える。浪士達に違和感覚えつつ、決して排除してしまわない、寛容な家族の姿に共鳴しますね。