「新撰組!」第7回「祝四代目襲名」を観る&時代考証されている平井聖先生の著作読む(借りる)

「図説日本住宅の歴史」を読む(ぱらぱら読みの悪癖治らず)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761520094/ref=sr_aps_b_/249-5597266-8485904
p75の江戸時代の町の生活のところに興味深い部分がある。一部引用

武家屋敷や大店の座敷では、季節と共にさまざまな年中行事がくりひろげられた。(中略)座敷には2間の大きな板床の床の間や違い棚が設けられ、床の間には中央に花が活けられている。
町屋では、禁令で絵を描くことが禁じられたため、絵巻や浮世絵でも、ほとんどの場合木版刷りの唐紙が用いられている。(後略)

歴史の事、詳しくないから、「町屋では、禁令で絵を描くことが禁じられた」というのは初めて知りました。現代人で良かったです。昨日の「新撰組」で近藤勇がドクロの絵を描き、着物の背中に刺繍してもらうシーンがあったけれど、あれも武士故の特権だったという事なんでしょうか。
坂本竜馬が帰っていく場面で街並みのシーンがあり、途中の家が軒を揃えず三角屋根側を正面に向けている。既に様々な抑制から町人達が自由になりつつあり、混乱していく様を象徴しているんだろうか?
新撰組!」は視聴率伸び悩んでるらしく、史実に忠実でない脚本にやはり批判集中してるようだけれど、僕は今まで見た大河ドラマの中でも良いイメージ持つけれどね。