小泉淳作展

セックスカート展を観てから、少し歩いて四条河原町高島屋へ。奈良東大寺本坊襖絵完成記念 小泉淳作展を観ました。(朝日友の会のカードで無料入場)
大根から花が咲き、大根自身はしぼんでいて、根が伸びてという水墨画の精密描写と、冬山の山脈であったり、木々の枝の分岐のメカニズムの中に、作者は共通のものを感じている。おそらく集大成としての東大寺の襖絵の中に、凝縮されている。
個人的には東大寺大仏の足元に、突然変異と思われる八本足の蝶が佇んでいるように、蓮の襖絵に虫達も描かれていて欲しかったですね。

奈良東大寺本坊襖絵完成記念 小泉淳作
http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/event2/index.html#11
京都高島屋グランドホール