■
最近、なかなか登校できなくて、ハサミで紙を細かく切ったり、自分の脚の毛を切ったりして、動けなくなってしまう事が多くなってきた。
今朝も難しい状態に。
バーチャンの死が影響しているのか、でも死そのものの理解がまだ充分出来ていない感じだし、葬儀の時の関心もバーチャンの死そのものよりも、霊柩車が宮型であるか否かとか、霊柩車に乗れるのかなど、独特のこだわりに関わるものであったし、影響は良くは分かりません。
いろいろ、どうしたのか聞いていくと、どうやらこれは本人の思い込みであろうと感じられるのですが、国語の授業の際に、アーチャンは漢字ノートに漢字を書くのが好きで、その時間が過ぎても続けていた様子で、その事を周囲の同じクラスのお友達から注意されて、その子たちは、保育所時代からアーチャンのこと理解してやさしく接してきてくれた子たちだから、適切なサポートであったものが、アーチャンには理解ができないで、自分のやりたかったことを中断させられたと思い込み、そのことがずっと尾をひいているような感じでした。
本人に理解できるように、お友達との関係が気まずくならないように考えながら、話をして、先生にもアーチャンの思いが伝わるようにお話するよ、と伝えましたが、なかなか納得できないでいました。それで、連絡ノートに書いて先生に伝えるからと言うと、ここに書いてと自分のメモ用紙を指さしました。
そこに経過など記して封筒に入れてなどしましたが、それでもなかなか動けません。
しばらくしていて、カーチャンが机の角に足をぶっつけて、それを見てアーチャン少し笑い、態度が緩んだ感じで、手を引っ張るとようやく立ち上がることが出来ました。
笑いの力も、やはりありますね。
夕方、担任の先生から電話いただき、特別支援教室の先生方と一緒に、今後のことも含めて話し合いました。
授業そのものがレベルが上がって、ついていけなくなりつつある状況であるけれど、勉強自体は嫌いではなく、ノートに内容を書き写すことは頑張って出来ている様子。低学年の時のように、サポートの先生がずっと付いてくださる訳にはいかないので、今何をしているか、先生の指示が、口頭だけでは、おそらく充分には伝わっていない可能性があると思うし、それで、ある程度、視覚支援的なサポートを御願いしてみました。
今は漢字ノートの時間、的なカードを机に置いて、示すなど。テストしていただいて、うまくいかないようであれば、特別支援教室で過す時間を今までよりも増やしていただく等の対応をしていただくことに。
丁寧な対応に感謝です。