こころの未来研究センターにて療育

午後2時30分から京都大学の、こころの未来研究センターにて療育を受ける。
今日もいつもの担当のITさんとIDさんに見ていただきました。

今日の課題
1、パソコン課題 
2、しりとり
3、いつ、どこ、だれ、なに
4、カタカナ

療育の部屋の奥にプレイルームが備えられていて、僕達夫婦はそこで待機。

1のパソコン課題は、1回目13、以降20、21、9、3、5でした。
2の、しりとりは、モニターに文字を出すので、目で見るヒントがある為か、今まで出来なかったしりとりができるようになっていました。モニター上の文字を覚えてね、とITさんが伝えると、アーチャン自発的に文字を見て音読したらしい。今まではこのような感じで自発的に工夫して課題に取り組むというところが見られなかったので、ITさんは成長の証として、とても喜んで報告してくださいました。継続しての療育の成果ですし、こちらこそ感謝です。
3の、いつ、どこ、だれ、なに課題は、課題文を読み上げて、次にそこから、質疑する課題。アーチャンは短期記憶の容量が弱いので、全文を記憶する事はまだ無理な様子ですが、それでも自分で工夫して、自分なりの加工を施して記憶しているのではないかとのお話。例えば、「あした大裕君は高校で野球をする」という課題で、何をする?という質問に、「キャッチボールする」という感じで、自分が記憶している類似記憶と関連付けて、記憶しようと工夫している感じ。こちらも良い傾向のようです。
4の、カタカナ課題は、昨年の4月18日にも行なった、読み書きスクリーニングテスト。今まで苦手だったカタカナも、繰り返し訓練してくださった成果で、今回は20問ほぼ全問正解でした。昨年は20問中2問しか正解できなかったから、できない課題でも、時間を掛けて取り組めば、かならず出来るようになるということが見えてきて、こちらもとても明るい兆しですね。