新潟市美術館:展示作品ジメジメ、カビ発生?夜間空調せず

僕のblog日記に、「久住有生 カビ]」で検索して来られた方がいて、何かなと思って、逆にネット検索してみると、新潟市美術館での出来事のニュースが出てきました。
土の作品は、僕も好きだし、どんどんパブリックな場で展示するべきだと思うから、対処をうまく進めていただきたいですね。
解説されている先生は、「水気のある作品を展示すること自体、常識では考えられない。特に土はカビや雑菌が発生する可能性があり危険。他の作品に雑菌が付いて腐敗につながりかねない。可能な限り現状保存するのが美術館の使命で、その根幹を揺るがす問題だ。」などと言われていますが、美術館の中に存在するもので、一番水気のあるものは、人体だろうし、人体から出る水蒸気の量は半端ではないと思うけれどね。

新潟市美術館:展示作品ジメジメ、カビ発生?夜間空調せず

自然豊かな新潟の魅力を発信する「水と土の芸術祭」の一環で、新潟市美術館(同市中央区、北川フラム館長)に展示中の土製作品にカビが発生している可能性が高いことが分かった。美術専門家は「水分を含んだ作品を美術館内に持ち込むのは非常識」と指摘。館内で制作された巨大な作品だけに運び出すのも難しく、新潟市などでつくる実行委員会と作家らは31日、対応を協議している。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090731k0000e040079000c.html
毎日新聞より引用