神経疾患患者からのiPS 細胞の樹立とそれを用いた疾患解析に関する研究

とても大きな、嬉しいニュースです。
先週夏休みに入り、いろいろとネット検索していて、以前から気になっていたips細胞の研究で、どこかの国でprader-willi症候群を研究対象として採択していないだろうかと思い、「ips prader-willi」で調べてみましたところ、慶應大学さんのプレスリリースがヒットしました。
拝読しますと既に倫理委員会の承認を得て、具体的に動いているようでしたので、直接メール送らせて頂いたのですが、丁寧な御返事とともに、研究への参加のお話をいただきました。心から感謝致します。先週何度かメールでやりとりしていただいて、今朝、直接TELにてお話させていただきました。
もちろん先生からもお話がありましたが、PWSのドナーの皮膚等の細胞からips細胞ができて、そこから神経等が作り出せたとしても、ただちにそれが過食等の諸症状の原因究明や治療法開発に結びつく訳ではないのでしょうが、その第一歩として、進めていただく事は、私達にとって、大きな希望となるものです。
研究が実を結び、娘に治療法が間に合えば嬉しいですが、もし間に合わなかったとしても、これから新しく生まれてくる患者家族の為になるのであれば、娘も研究参加の意義を、きっと理解してくれると思います。
具体的な研究への参加は少し先になるそうですが、よろしく御願い致します。
下記に情報転載します(転載許諾済み)

「神経疾患患者からのiPS 細胞の樹立とそれを用いた疾患解析に関する研究」
慶應義塾大学医学部のプレスリリースより
http://www.keio.ac.jp/pressrelease/080527.pdf
(2ページ目の疾患のリストの一番目にprader-willi症候群が掲載されていますが、この順序自体には意味は無いそうです。)
慶應義塾大学医学部生理学教室 岡野栄之教授
http://www.okano-lab.com/

慶應義塾大学医学部小児科 小崎健次郎准教授
(小崎先生が直接診られます)
http://www.gcoe-metabo.keio.ac.jp/member/kosaki/index.html