美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方

午後、天保山サントリーミュージアムへ。夏休み&お盆休暇ど真ん中で、たいへんな混雑でした。展示はミッフィーの絵本、「美術館に行こう!」をそのままテキストにして、いろいろなモダンアートを子供たちが楽しく学んでいくという趣向。

美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html
サントリーミュージアム

アーチャンは各コーナーでパネル展示してあるミッフィーの絵本のひらがなのところを声を出しながら全て読み通しました。繰り返し読んでいくと、小さい「や」の文字のところ、少しずつ滑らかに読めるようになってきているのに気付きました。この調子ですね。
パネルの配置が子供目線ではない高さになっている感じで、その点少し気になりましたが、どういう検討の結果なのかは分かりません。少し前に観た、伊丹市立美術館での絵本展http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20080713/workshopでは、小さな子供が読めるように展示の高さを下げた工夫がされていたので、気付いたのかもしれませんが。
ブルーナさんのお父さんは出版会社を経営していて、そこの出版物の装丁デザインをブルーナさんは2000点ほど手掛けたらしく、最初ぱっと見た時、それがブルーナさんのものとは思えないような、特徴的な正面性の無いものもたくさん含まれていて、その点面白かったですね。
絵本の制作プロセスも、独特のルーティン的な作業のところ詳しく展示がされていて、ラフな鉛筆スケッチが、転写やフィルム化などの工程を経て、見慣れた様式的な表現に変化していくところも面白い。
5階の海の見えるギャラリーのところには、ブルーナさんの様々な絵本を子供たちが手に取って自由に寝転んだりして読めるスペースがあり、アーチャンもいくつか読んでいました。置かれていた幼児椅子がアーチャンの使っていたものと同じで、気付いて座りましたが、今でも充分フィットしていて、体型は幼いままの様子。
最後のコーナーに、ワークショップのコーナーがあり、色塗りして遊びました。制作風景は美術館内にて撮影不可とのことで、ありません。出口でミッフィーの絵柄の入ったミニタオルを各自一枚プレゼントしてもらったり、なかなか至れり尽くせりのサービスでした。

ワークショップで制作した塗絵。

美術館に入る前に、海遊館の前で行われた、人工雪のプレゼントのイベント。人工雪と言うより、ほとんどかき氷を頭からかぶっているような感じで、とても冷たく気持ちが良かったのですが、能天気な妻子は最前列でずっとかぶっていたので、アーチャン全身ずぶ濡れになり、着替えも持ってきてないので、隣の天保山マーケットプレースのバーゲンの服購入して着替えました。