世界ウルルン滞在記

昨晩、2階で仕事していると、カーチャンがTVで飛び出す絵本やっていると呼ぶので、見てみた。ニューヨークの絵本作家のロバート・サブダさんのところへ、俳優の大東俊介さんが飛び出す絵本作りの修行に出かけるという企画。とてもユニークな番組で、面白かったですね。飛び出す絵本の基本は、水平方向の折り畳みの「段」と垂直方向の折り畳みの「V字」だけらしい。
色付けのところも楽しい感じで、方法は、腹ペコ青虫君の絵本作家さんと同じように、いろいろな絵具を塗ってテストピースをたくさん作り、型紙で切り取る。
型紙起しのところも詳細に解説があり、丁寧な番組作りですね。
飛び出す絵本の原画をいったんバラバラにして、一個一個のピースをスキャンして、パソコン上で、形を滑らかに微修正、それをプロットして、フィルムに写して型紙としていました。時間ぎりぎりまで粘って、日本の桃太郎の誕生の場面と、鬼が島の場面とを何とか完成。よく出来ていました。
TV観ながら、テーブルにあった紙切れとかハガキのいらないのとかハサミで切って真似てみた。いろいろ試してみたくなりますね。アーチャンは眠っているので、朝御飯の時、「ハートマーク、ピィヨーン」と言って、見せましたが、御飯食べるのが忙しいのか、ディテールが気になるのか、じっと見つめていました。
上が「段」下のハートマーク支えているのが「V字」

アーチャン帰宅後、晩御飯済んでから、一緒に、アーチャンの描いたお友達を使って同じように飛び出す絵本にすると、とても喜んでいます。こんな感じの飛び出す絵本いっぱい作ろうか?と言うと、乗り気でした。8月に知人のところで家族で開く予定のグループ展のテーマも、飛び出す絵本にしようかな。

http://www.ururun.com/
世界ウルルン滞在記

http://robertsabuda.com/
ロバート・サブダさんのHP