からほりまちアートを観る

朝刊に紹介記事が載っていたので、行き当たりばったりのわが家は、應典院から北へ少し散歩して、空堀商店街界隈で開催されている「からほりまちアート」を観に行きました。34の作家、グループが町の中に作品を直に展示したり、喫茶店や雑貨屋さんの壁に展示したりと、賑やかな雰囲気でした。昔ながらの長屋をコンバージョンして店舗等として再使用して、街を活性化する手法と、イベントとが広い範囲の地域の方々の理解を得て、ユニークな街探検のような楽しさを産んでいる。こんな風なコラボレーションが期間限定の特別な出来事としてあるのではなく、普通に、生活の中に現代美術が置かれていても、面白いではないかと思いました。
アーチャンはお昼御飯を食べたレストランに展示されていた銅版画の作家さんがテーブルに置いている、お試し用の銅板の原版にニードルでチョコチョコ描いていました。

下の椅子の作品はアーチャンが撮影したもの。坂道に椅子を何個かただ並べただけの変哲の無い作品。でも何か不思議な印象(作家さんのお話では、坂道に合わせて、脚の長さを調整して椅子自体は水平になっている、この坂道の傾斜にのみ適合した特別な椅子のイメージとの事でした)

http://www.eonet.ne.jp/~karahoriclub/
からほり倶楽部のHP