三谷幸喜さんの「ありふれた生活」

朝日新聞の金曜日の夕刊コラム「ありふれた生活」は毎週楽しみである。今日の読んで、「白い巨搭」と「HR」の演出家さんが同じ方だったと知る。「HR」で三谷さん面白いなと思って意識して見るようになったけれど、演出家さんの事はあまり気にしていなかった。何となく気になるお名前の方ですね。
でも「白い巨搭」のラストは、僕はあまり賛同できない感じだった。原作知らなかったから、ラストも知らなかった。裁判に敗れついに一度も患者家族に謝罪する事の無かった財前教授に、突然変異としてのガンが、まるで罰のように発症するストーリーは少し違うやろ、と感じた。病気に罰的イメージを負荷するのはどうなんだろう。視聴率40%近く、多くの人が見られただろうから、少し気になった。これは、どちらかと言えば原作や脚本の問題であるけれど。でも、よく出来たドラマでした。東教授が実年齢に近い役なのに、老けを演じてるのが笑えるポイントでしたね。