「新撰組!」第6回「ヒュースケン逃げろ」を観る

今日もドラマのストーリーというより、美しいランドスケープの中の構築物と人間の混ざりあった雰囲気があり、良かった。
ヒュースケンの愛人が人里離れたところに住んでる変な設定は何となくシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の森の中のシーンを意識してるんだろうか。史実にない内容を描く時は思い切って幻想的にという感じですね。ヒュースケン役の川平慈英さんは雰囲気的に小柄だし、いたずら好きの妖精(というよりサッカー小僧)のようだし、せせらぎの水を掬うと手の中に赤い金魚が泳いでいて、ふっと消えるシーンは美しい。最後の土方歳三がマントで騙すシーンも人格入れ替わるイメージですね。
三谷幸喜さんのHPあるんですね。http://fake.rocket3.net/mitani/

江戸時代の庶民の生活のシーンを丁寧に描いているのは、教育的という感じでなく僕は良い印象を持ちます。建築時代考証されている平井聖先生の著作も読んでみよう。考える上でのヒントが見つかるかもしれない。http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi/3c2b25a9b00630106299?aid=&kywd=%CA%BF%B0%E6%C0%BB&ti=&ol=&au=&pb=&pby=&pbrg=2&isbn=&age=&idx=2&gu=&st=&srch=1&s1=za&dp=
井の中の蛙、大海を知らず、されど空の深さを知る」(僕には「天空の高さを知る」と聞こえた。上を見るから高さだと勝手に思い込んだのかな、空耳)最近、缶詰で空もあんまり見てないな。