「新撰組!」第19回「通夜の日に」を観る

今回もほとんど室内劇でした。茶店の暖簾とかの淡いピンクが美しい。日本の古代の色は「青、赤、白、黒」の四原色だったという説がある。

アカ:「アケる」「アカるい」からとされる。夜が明ける、明るいなど。
アヲ:「アフぐ」「オふ」すなわち「仰ぐ」「生ふ」であり、薄く明るい感じを表現する語として始まったとされる。
シロ:「シルし」と同語源から「シロし」となったとされる。事物がはっきり区別できる、つまり知る=識ることができるということで、漢字では 徴し/験し/顕し などが該当する。
クロ:古くは玄の字が多く使われた。「クレる」「クラい」、すなわち日が暮れる、暗い、などと同語源。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2#日本の色とその語源

お婆さんの葬儀の悲しみを包む白黒のイメージ。白い装束で弔問に訪れた長州藩士・久坂玄瑞と浪士達が一触即発の雰囲気になる。旧来の常識打ち破ろうとする長州の者達と、あくまで既存秩序としての将軍に尽くす浪士達とくっきりと立場が分かれるシーンですね。でも芹沢鴨は実際には、そんな志は持ち合わせていなかった。志向性が有るか無いか、その別れ際でもありますね。
これからの新撰組としての、組織統一のシンボルとしての「青」の装束。wikipediaの「アヲ」のところ読むと、「仰ぐ」とあり、上様への忠心を示すのかもしれませんね。新撰組のHP読むと「浅葱色(あさぎいろ)」とある。

http://yuzen.net/color/blue/asagi.htm
友禅ネットの浅葱色の解説